国際紛争/ウクライナ軍はナチスなのか

Wed, 04 May 2022 11:10:48 JST (725d)
Top > 国際紛争 > ウクライナ軍はナチスなのか

ウクライナ軍はナチスなのか

 

すぐ下の部分は全て調べたのちに付け加えました。検証は先ずはウィキペディアからの順です。


結論を先に書くと関係はとても強いです。現在に関係ないかというと現在に関係は大いにあり
過去の復古を現在進行で大いにやっています。
つまりホロコーストを行った組織の創設日を祝日にしたり、
その組織の前身の指導者ステパーン・バンデーラという方をまつり、
ステパーン・バンデーラ通りを作り、銅像を建てています。(ttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47668(2016年8月))
また、その指導者の誕生日にパレードをやっています。時期的にゼレンスキー政権(2022年1月1日)
引用
『2022年1月1日にウクライナの20の地域でウクライナ民族運動指導者であるステパン・バンデーラの生誕113周年を祝う56の関連大型行事が開催され、参加者は計3,500人で警察(ウクライナ語版、ロシア語版、英語版)と国家親衛隊が各行事の警備にあたり、いずれも騒動なく開催された*1)。このパレードは、2009年頃に定着したものである*2。』

 

ステパーン・バンデーラは次の宣言を作りリヴィウで発表させたとされます。
ただしこれはドイツから勝手な動きとみなされたようでその後7月5日に逮捕されます。
のちに書きますが、その後の組織UPAは虐殺を行い万単位の凄まじい被害者を出しているようです。

+  ウクライナ国家の回復法グーグル翻訳

リヴィウ、1941年6月30日、21日
決定パート1
ウクライナ人の国民議会
23年間の監禁後のウクライナ国家の回復法
1.ウクライナ国民の意志により、ステパン・バンデラ率いるウクライナ民族主義者組織は、ウクライナの最高の息子たちの世代全体が首をかしげてきたウクライナ国家の回復を宣言します。

血なまぐさいモスクワ・ボルシェビク奴隷化の最後の数十年間にその創造者であり指導者であったイェヴヘーン・コノヴァレットが率いるウクライナ民族主義者組織は、自由を求めて懸命に戦い、ウクライナの主権国家が樹立されるまで、ウクライナ国民全体に武器を置かないよう求めた。すべてのウクライナの土地で。

ソブリンウクライナ政府は、ウクライナ国民に秩序と秩序、すべての軍隊の包括的な発展、およびすべてのニーズの満足を保証します。

2.ウクライナの西部の土地では、ウクライナ政府が形成されています。これは、ウクライナの首都であるキーウにウクライナ国民の意志によって創設されるウクライナ政府に従属しています。

3.復元されたウクライナ国は、アドルフヒトラーの下で、ヨーロッパと世界に新しい秩序を生み出し、ウクライナの人々がモスクワの占領から解放されるのを支援している国家社会主義大ドイツと緊密に協力します。

ウクライナの地で形成されているウクライナ国民革命軍は、ソブリン公会議ウクライナ国家のためのモスクワの占領と全世界の新しい秩序に対して、連合国のドイツ軍と一緒に戦い続けます。

ソブリン公会議ウクライナ国家を長生きさせ、ウクライナ民族主義者組織を長生きさせ、ウクライナ民族主義者組織のリーダーであるステパン・バンデラを長生きさせます!

ウクライナに栄光あれ!英雄に栄光を!
[署名]ヤロスラフ・ステツコ-
国会のリーダー
(ttps://uk.m.wikipedia.org/wiki/Акт_відновлення_Української_Держави)

大きく注目できるのは
『復元されたウクライナ国は、アドルフヒトラーの下で、ヨーロッパと世界に新しい秩序を生み出し、ウクライナの人々がモスクワの占領から解放されるのを支援している国家社会主義大ドイツと緊密に協力します。

ウクライナの地で形成されているウクライナ国民革命軍は、ソブリン公会議ウクライナ国家のためのモスクワの占領と全世界の新しい秩序に対して、連合国のドイツ軍と一緒に戦い続けます。』

 

どう勘が悪くてもヒットラーの文字が出てきたら関係ないとは言えません。なぜ、アゾフ連隊を含め他の徽章においても
ナチスに近いかおおよそ予想がつきます。彼が逮捕されなかったら虐殺はなかったでしょうか?
それはないでしょう。
(参考:ttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47668 )
引用:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ステパーン・バンデーラ)

先ずはウィキペディアから Edit

 

ウクライナ軍の歴史から
ウクライナ軍の歴史としてナチスに協力してホロコーストは行なっています。
ホロコーストというのは一般的にいう虐殺です。

 

参考:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ウクライナ蜂起軍(ウィキペディア)
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ウクライナ民族主義者組織(ウィキペディア)

 

虐殺を行ったのはウクライナ蜂起軍(Ukrayinsʹka povstansʹka armiya UPA)がそれだと言われています。
(参考:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ウクライナ蜂起軍)
前身はウクライナ民族主義者組織(Orhanizatsiya ukrayinsʹkykh natsionalistiv OUN)で

一時2万人の組織員を抱え、ポーランドやソ連の要人の暗殺、政府施設の破壊などの武力闘争を行うとともに、さまざまな宣伝活動や啓蒙活動も行った

とされます。
第二次世界大戦で

独ソ戦が開始しドイツ軍がウクライナを占領すると両派とも当初は歓迎した。だが、1941年6月にウクライナ独立国の独立を宣言した際には、ドイツは両派の指導者を逮捕し武力でこれを押さえ込もうとした。組織は地下に潜り1942年に組織されたウクライナ蜂起軍(UPA)のもとに再び集結し、ドイツ軍とソ連軍双方に対する激しいパルチザン活動を行った。

ということでウクライナの独立はドイツによって起き、それにウクライナ軍が協力しました。
独立が終了した後ドイツがOUNの首脳を逮捕し動きを封じ始めたのでUPAに変化したようです。
この時逮捕された一人がステパーン・バンデーラという方のようです。

 

UPAはユダヤ人虐殺のホロコーストを行なったとされます。

1943年からUPAはヴォルィーニとガリツィアに住むポーランド人に対する民族浄化を開始した。UPA部隊はポーランド人村落を次々と襲撃しては虐殺・略奪を繰り返し、1945年にソ連軍が周辺を制圧するまでの間に約5万人から10万人のポーランド人が殺害された((J. P. Himka. Interventions: Challenging the Myths of Twentieth-Century Ukrainian history. University of Alberta. 28 March 2011. p. 4))。
また、UPAにはウクライナ補助警察時代にアインザッツグルッペンやゲルマンSS(英語版)の指揮下でユダヤ人虐殺に加担した者も多数参加していたほか、UPAの前身であるOUNは1941年にリヴィウでユダヤ人に対するポグロムを行った組織でもある。
 

つまり1943年からUPAは民族浄化の名の下
ポーランド人を襲撃し虐殺・略奪を繰り返したということです。
1945年にソ連軍が制圧するまでの間に約5万人から10万人のポーランド人が殺害されたということです。
ちなみに杉原 千畝という人がウクライナの隣国リトアニアでユダヤ人を逃しまくっていたのは1940年7月18日から8月31日までです。

 

UPAと現在のウクライナ軍の関係

2014年マイダン革命により親露派のヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領が失脚し、反露派のペトロ・ポロシェンコが大統領に就任した。ボロシェンコ政権(2014年 - 2019年)は、旧ソ連の「残滓」を取り除く政策を数多く行った((グレンコ 2019, 位置No. 2102/2114, 第4章 ウクライナはこうして共産主義を排除した - 4 2019年大統領選挙が示す不安 - なぜポロシェンコ政権が不人気なのか))。そのため、ウクライナ政府の公式史観は大きく転換され((グレンコ 2019, 位置No. 1959/1969, 第4章 ウクライナはこうして共産主義を排除した - 2 共産主義プロパガンダ禁止法 - ウクライナ人の歴史認識の転換))、ウクライナ蜂起軍も名誉回復がなされた((ナザレンコ 2019, pp. 26–29, 第1章 国を守るということ-ウクライナの教訓 - クリミアの悲劇と祖国回復の動き))。ウクライナの祝日「祖国防衛者の日」は、2014年から、ウクライナ蜂起軍の創設日である10月14日に移動した((ナザレンコ 2019, pp. 26–29, 第1章 国を守るということ-ウクライナの教訓 - クリミアの悲劇と祖国回復の動き))((2014年にウクライナ蜂起軍の名誉回復がなされるまでは、ウクライナでは、旧ソ連時代から引き続き、赤軍の創設日である2月23日を「祖国防衛者の日」としていた((ナザレンコ 2019, pp. 26–29, 第1章 国を守るということ-ウクライナの教訓 - クリミアの悲劇と祖国回復の動き))。))。
 

つまり旧ソ連赤軍の創設日である2月23日を祖国防衛者の日としていましたが2014年(ミンスク合意のあった年)から
ウクライナ蜂起軍UPAの創設日10月14日を祖国防衛者の日に変更していました。
つまりユダヤ人虐殺ホロコーストの軍を祖国防衛者としてお祝いしているということですね。
実際にネオナチスの思想の人もいるということでロシアの言うことに根拠がないわけでは決してありません。

 

ただ今回の親ロシア派住民へのウクライナ軍の弾圧がネオナチの思想によるのかは微妙です。
事実としてあるのはユダヤ人のホロコーストを行った軍をウクライナ防衛者としてお祝いしていること
アゾフ連隊などにネオナチスの思想の上級士官がいることと、そしてウクライナ軍が親ロシア派を攻撃していたことです。
それがネオナチの思想である人種差別的なことによってロシア語を話す親ロシア派の人の排除をしているのか
ゼレンスキー大統領の指示なのかはまだはっきりしません。
ただウクライナ軍が動いているということは通常統帥権は大統領にあると言っていいと思われます。

 

過去を振り返るとウクライナ軍全体的にナチスの影はあります。
ただし、ウクライナはソ連に属し、その後ドイツによって独立し、またソ連に属し、その後また独立しました。
ウクライナ軍の過去の虐殺は決していいとは言えません。また日本軍もないやあると言っている虐殺を指摘されていることもあります。
そしてとても混乱した中にあったということは想像できます。
虐殺という言葉は戦争プロパガンダでとても有効で民衆は情報源が嘘であっても涙し、怒るものです。
これはある程度注意して扱う必要があります。注意というのは虐殺の裏に事実があるか、事実であっても何か大きな理由がないかなどです。

 

今ロシアがウクライナを攻めるのは今のウクライナ軍が親ロシア派を攻撃したいるためで
ナチスの残党狩りではなく、ネオナチと言って責めるのは今起きている問題に対処するからだと思われます。
単にロシアがネオナチを排除すると言うのはウクライナ軍の武装解除をすると言う意味なのかもしれません。

コメント欄 Edit

間違いの発見や懸念がある方は以下にコメントしていただければ幸いです。
その際は証拠に根付いた意見であるか、個人的な所感であるかも書いてください。
ただし、読めば答えが書いてあることについての書き込みはご遠慮ください。

 

最新の20件を表示しています。 国際紛争/ウクライナ軍はナチスなのか/Comments

  • (T-T (T-T (T-T (T-T (T-T (T-T (T-T (T-T

    -- ID:Y6xg0Cp2H0k 2022-05-10 (火) 22:39:41

お名前:
URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 “ウクライナ全土でバンデラ信奉者が生誕113周年を祝い行進”. ウクルインフォルム. (2022年1月2日
*2 ^ a b c 小柳悠志 (2020年7月27日). “ユダヤ人が殺された渓谷に博物館建設へ 被害と加害が絡む歴史”. 東京新聞