国際紛争/日本とロシア/外交青書2022

Sun, 29 May 2022 11:36:57 JST (698d)
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日本は千島列島の問題に関して

 

外交青書2022
ttps://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100334590.pdf

 日露間の最大の懸案となっているのが北方領土問題である。北方領土は日本が主権を有する 島々であり、日本固有の領土であるが、現在ロ シアに不法占拠されている。政府としては、首 脳間及び外相間で緊密な対話を重ねつつ、北方 四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結す るとの基本方針の下、ロシアとの交渉に精力的 に取り組んできた。

(P119、右側中)
「北方領土は日本が主権を有する島々であり、日本固有の領土であるが、現在ロシアに不法占拠されている。」
としました。これに対してロシアの高官は専門家たちの意見を踏まえても千島列島はロシアが権利を保有すると言いました。

 

これを日本の多くのブラックプロパガンダ報道ではロシアが北海道の権利があると報道し
日本からロシアを攻めさせるようにもしくは再軍備を図るように誘導しました。
これについては北海道侵攻の可能性についてのフェイクで詳しく書いてあります。

 

では実際に法律的にどちらのものなのでしょうか?
これは結論から言うとロシアの言い分が妥当です。

 

これは日本の無条件降伏後のサンフランシスコ平和条約で

第二章 領域 第二条
(c) 日本国は、千島列島並びに日本国が千九百五年九月五日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。
(ttps://worldjpn.grips.ac.jp/documents/texts/docs/19510908.T1J.html)
 

つまり残念ですが北方領土は放棄しています。つまりロシアの主張は妥当です。

 

しかし日本は抜け穴を見つけ指摘しているだけなのです。ロシア(当時のソ連)はサンフランシスコ平和条約に調印していないようなのです。
とはいえ、ヤルタ会談(アメリカ、イギリス、ロシア(当時のソ連)の密約陰謀)でソ連が対日参戦したら
日本の北方領土をあげようと約束していたのでロシア(当時のソ連)に渡されました。

 

もうひとつ問題があります。日本とロシア(当時のソ連)は双方で国境を犯さない約束していました。
これをロシア(当時のソ連)が破ったのです。これはロシア(当時のソ連)が悪いです。

 

なのでロシアがもし返してくれるとしたら、あの時嘘ついてごめんな、お詫びに返すよとロシアが言う他にはないのです。

 

このような同情によって返してもらう部分なのに不法に占拠と言っていること自体が自民党の狂っているところです。
また国民にもそのように説明して紛争を長引かせるでしょう。
こんな自民党が戦力持ったら必ず不当な戦争になります。
狂った判断力の自民党が第1党である限り日本の戦力保有は当然大大反対です。
自民党によって日本の世界での平和のリーダーの地位を低下させ信用も低下させています。

 

日本は健全に中立の思考を持ち双方の言い分を聞き世界の調停者として立ち回ることが
日本の世界での平和のリーダーの地位を向上させると思います。
今の自民党はその逆を行って帰ってきません。