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ミンスクでの合意は
2014年9月5日にウクライナ、ロシア連邦、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国が調印した、ドンバス地域における戦闘(ドンバス戦争)の停止について合意した文書[1][2][3]。これは欧州安全保障協力機構(OSCE)の援助の下、ベラルーシのミンスクで調印された。以前から行われていたドンバス地域での戦闘停止の試みに添い、即時休戦の実施を合意している。
引用:((ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ミンスク議定書))
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プーチン大統領は
「ミンスク合意は長期間履行されずもはや合意そのものが存在していない」とし
ドネツクとルガンスクの独立をロシアとして認めました。そして独立国との条約によりロシアは
ロシア軍をウクライナに進行させました。プーチン大統領の発言は事実か検証します。
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OSCEは欧州安全保障協力機構(おうしゅうあんぜんほしょうきょうりょくきこう)
Organization for Security and Co-operation in Europeの略でこの機関がウクライナで監視業務を行なっており
これをSpecial Monitoring Mission (SMM) to Ukraine と言います。意味はウクライナへの特別監視任務となるでしょうか。
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これの最も古い記録は2014/4/14日です。
その後人が衝突して多く亡くなったのがマークされたのはは2014/5/2日((ttps://www.osce.org/ukraine-smm/118292))です。
これによると少なくとも40人亡くなったとのことでした。
5/2を調べると「ttps://ja.wikipedia.org/wiki/2014年ウクライナでの親ロシア派騒乱」
のページが出てき、それによると4/16に衝突があり親ロシア派のデモでデモ隊が火炎瓶を投げ
それに対してウクライナ軍が発砲し3名亡くなったとのことです。
5/2は
オレクサンドル・トゥルチノフ大統領は、多くの分離主義者(独立して共和国を作る思想の人)が「死亡し、負傷し、逮捕された」
つまりほとんどの死者は親ロシア派のようです。
ただこの日はウィキペディアによるとウクライナ軍側のヘリコプターも2機撃墜しているようです。
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また警察署でウクライナ軍が非武装の親ロシア派を攻撃したようです。
5月9日、マリウポリで政府軍が市内にある警察署への攻撃を開始し、この大規模な衝突で少なくとも20人が死亡した[169]。ウクライナ政府は「武装団」「テロリスト」と表現したが、一部の現地住民は彼らが非武装の抗議者だったと述べた[169][170][171]。
この時のOSCEの情報では((ttps://www.osce.org/ukraine-smm/118417))
マリウポリ病院の主任医師はSMMに、市の警察署が身元不明の個人に襲撃され、政府軍が占領者を追い出そうとしたときに発生した衝突により、病院は23人の負傷者と3人の死者を出したと述べた。彼は、他の地元の病院も犠牲者を出していると付け加えた。
統合すると非武装な抗議者集団に警察署が占拠されウクライナ軍が発砲し一方的に抗議者(親ロシア派)が傷ついたという感じのようです。
5/11日にドネツクで独立のための住民投票があり、結果は独立が90%を超える態勢だったようです。
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6月2日
6月2日、ルハーンシク州庁舎にて爆破事件が起こり、8人が死亡、28人が負傷した[222][223]。ロシアのメディアは、この爆発がウクライナ政府軍による空爆によって引き起こされたと報じた。ウクライナ政府当局者はこれを否定し、反政府勢力が自ら対空ミサイルを発射したと述べた[222]。(ウィキペディア)
OSCEによると((引用:ttps://www.osce.org/ukraine-smm/119479))
ルハンシクでは、状況は不安定なままでした。6月2日、15:00の直後、ロケットが占領下の地方行政ビルに衝突しました。SMMの限られた観測に基づくと、これらのストライキは、航空機から発射された誘導されていないロケットの結果でした。死傷者の数は不明です。
多くのルハンシク市と地域の住民が戦闘地帯から脱出しようとしました。SMMは、ハリコフとキーウへの列車が次の数日間は満員になっているように見えることを知りました。
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統合するとウクライナ軍が、独立のために独立派(親ロシア派)の占拠している行政の建物を航空機で爆撃したようです。
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このようなことからミンスク合意が作られたようです。
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ではどちらが最初にミンスク合意違反をしたでしょうか?
まずミンスク合意の日のOSCEのリポート
#region(内容)
ウクライナへのOSCE特別監視ミッション(SMM)によるスポットレポート、2014年9月5日:マリウポリの状況
マリウポリ、ウクライナ 2014年9月5日
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このレポートは、メディアおよび一般向けです。
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9月5日、SMMは、マリウポリ市のVostochny地区と、マリウポリの東部郊外にある「Vostochny」チェックポイントを監視しました。
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ヴォストチニ地区では、住民はSMMに、地下室や地下駐車場で夜を過ごし、食料、毛布、給水が不足していると述べました。新しく設立されたウクライナ軍の検問所の場所は、高層住宅から500メートル、大規模なガス供給ハブから300メートルに位置しているため、深刻な懸念を引き起こしています。さらに、住民は彼らの建物の屋根にウクライナ軍からの狙撃兵の存在について懸念を表明した。SMMは、ヴォストチニ地区の爆弾シェルターやバンカーを監視しませんでした。
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SMMは「Vostochny」検問所を訪れ、チェックポイントの北500メートルにある10個のウクライナの大砲が、エリアを離れる前にShyrokyneの村に向かって発砲したと述べた地元住民に会いました。伝えられるところによると、不規則な武装グループは、「Vostochny」チェックポイントと、Novoazovskへの古い道路の北にある別のチェックポイントの両方で反撃した。住民はまた、北の検問所から砲撃と撤退によって破壊されたウクライナ軍のハードウェアの列を観察しました。彼らは叫び声を聞き、後に負傷した兵士を避難させる救急車に気づきました。
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「Vostochny」チェックポイントのウクライナ軍代表は、SMMに、Shyrokyne村で多くの死傷者があり、「Vostochny」チェックポイントでさまざまな方向と隠された発砲地点から約30〜40発の大砲が発射されたと述べました。彼らは、地元住民の一部からの支援がないことに不満を漏らした。
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SMMはまた、マリウポリ市の16の国内避難民(IDP)センターに提供される予定の人道援助について懸念を表明した、「コスモドロム」検問所近くの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の代表者とも話しました。特に、市が降伏した場合、不規則な軍隊によって援助が没収される可能性があるという懸念がありました。
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9月4日、監視チームは地元の情報筋から、9月3日から、ウクライナ国境警備隊がロシア連邦との「ノボアゾフスク」国境検問所で働き始めたと通知されました。彼は、状況は穏やかであるが、車両が停車し、旗などのすべてのウクライナのシンボルが収集される国境の前に、いわゆる「ドネツク人民共和国」(「DNR」)のチェックポイントがいくつかあると述べた。
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今日の16:00に、SMMは「Vostochny」チェックポイントを訪れ、すべてのトラフィックがブロックされたチェックポイントの300メートル手前で停止しました。SMMは、ノボアゾフスクへの幹線道路の検問所の後ろのステージングエリアで、大きな煙の雲、ウクライナ軍の大きな集中、122mm砲4門、兵士を乗せたトラック6台を観察しました。SMMは、5人のAPCが市内に侵入するのも観察しました。SMMは、チェックポイントの近くの住宅のエリアで砲兵を観察しませんでした。
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SMMは「Vinogradne」チェックポイントに進み、ウクライナ軍の代表は、チェックポイントは砲撃されておらず、Vinogradneの東の村から逃げる人々を観察しなかったと述べました。16:00以降、SMMは、不規則な軍隊の位置の方向から「Grad」システムによる砲撃を聞いています。
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9月5日、SMMは、おそらく市の西側から1日中砲撃を聞いた。地元住民によると、それはスタリ・クリム(マリウポリの西部郊外)の地域にあるウクライナの「卒業生」システムがシロカインの村に向かって発砲したものでした。
#endregion
Vostochnyはウクライナ語にしてもマップに出てきませんでした。マリウポリ東の郊外と言われています。
スタリ・クリム((ttps://www.google.com/maps/place/Staryi+Krym,+ドネツク+ウクライナ+87591/@47.1200533,37.484269,12.66z/data=!4m13!1m7!3m6!1s0x40eb9e8613e6dd3f:0x8ed2ea47d66e48b!2z44K544K_44Oq44O744Kv44Oq44Og!3b1!8m2!3d45.0274234!4d35.0863723!3m4!1s0x40e6e1f1d454efcf:0x300ed6d69bf4546!8m2!3d47.1591397!4d37.486344))というのはマリウポリの北西にくっついている場所にあります。
シロカイン村((ttps://www.google.com/maps/place/Shyrokyne,+ドネツク+ウクライナ/@47.0906389,37.8024533,14.36z/data=!4m5!3m4!1s0x40e6e9eaf8b6d777:0xe01a7bb5f9419857!8m2!3d47.0951029!4d37.8147222))というのはマリウポリの東10kmぐらいにある場所です。
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ウクライナの「卒業生」システムというのはGradシステムでttps://en.wikipedia.org/wiki/BM-21_Grad(ウィキペディア)
&attachref(./スクリーンショット 2022-04-20 9.32.46.png);
で調べることができます。ソ連型は射程20kmで改良型は50kmと書かれています。
西から東というのはやはり攻撃はウクライナ軍となります。
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合意の日は厳しいかもしれないので次の日を見ましょう。